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札幌 [旅行]

ぽっかりとオフに。。。

先月は無事?でもないが、雪まつりにも行けて、初日と二日目雪が降ってほんとうに寒く

こどもにカゼひかせたかと心配だったが、旅行後も元気だった。

わたしのほうはずっと耳がおかしくて、流れてくる耳垂れを飛行機のヘッドホンでハンカチを

はさんでおさえながら耐えて乗っているという具合だった。そういうときに限って滑走路が

吹雪で飛行機が着陸できず、ぐるぐると上空で待ち続け二時間近く乗るという試練。。。

もう一生治らないかも...と思った耳の聞こえも快方に向かっている。

ほんとうに旅行は楽しくて、今回親の計らいでシェラトンホテルに泊まったので子どもも

大喜びで、25階からの眺めも最高で、なんか夢みたいだった。朝食もおいしかったし

夜はルームサービスをとったり、有料テレビでお笑いや映画を観たり、スパに行って

ジャグジーで雪まつりの観光疲れを取ったりと「何様?」という数日間だった。

出発前の飛行場のあの自由な感じ。まだ飛行機の時間あるからちょっとコーヒーでも飲むかと

立ち寄って、おいしいバームクーヘンと熱いコーヒーを飲んだときの解放感。

いつもとちがう場所に旅立つさっぱりとした気持ちとわくわくした気持ち。一生ずっと旅して

いけたらいいのになと思った。やっぱり根っからのボヘミアンなのか。定住型ではないのかも。

出発前は準備がめんどくさいと文句を言いながらも、やっぱり行ってよかったと思う。

私にはこどものときの家族旅行の思い出がなにひとつなく、今になってぽっかりと穴があいた

ような寂しさを感じるのだが、この数年間、自分のこどもとあちこち行ってきたいままでの

思い出がまるで私自身の幼少期の思い出のように美しくきらきらとして、心の大切な場所に

保管されている。





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明日から札幌へ 雪まつり [旅行]

先週、10年ぶりくらいに38.4度という高熱を出し、その後耳がおかしいなあと

思っていたら炎症に。。。

耳鼻科で医者に札幌に帰省することを話すと「飛行機乗るんですか?いやあ~、やめて

ほしいなあ。どうしても帰らなければいけない用事なんでしょうけど。飛行機ですか。」と

しつこく言われたが、こんなことでキャンセルするのもほんとに嫌なので強行する。

「運がよければいいですけど...、運が悪いと航空性中耳炎になりますよ。」とまで言われて

しまったが。。。行く!!

まだなんにも準備できてないが、これから荷造りするんだい!息子に雪像見せるんだい!

雪のなかで遊ばせるんだ~~~い!

日頃、必要最低限の家事育児しかやらないし、休みの日だって近くのボーリング場くらいで

どこにも連れて行ってないし、ゲームに子守させて仕事忙しすぎるしなんにもできてないから

こんなときばかりは這ってでも連れて行くぜ!

あともう少しで離れて行ってしまう。もしかしたら私たち親子はそうでもない運命なのかも

しれないが、行けるときにできることをしておきたい。

刻々と成長し変わっていく息子と、まだまだ若いがどこか一箇所悪くなると連動してあちこち

おかしくなるあたりが少しずつ確実に老化しているわたし。生きているうちにできるだけ

笑っていい時間を過ごしたいと思う。












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長瀞でキャンプ [旅行]

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ぼっちゃんもお手伝い3090058
夏野菜カレー3090057

オクラやナスを炭火で焼いて塩をかけて食べる!3090072
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天井がないっていいなあ3090061
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関東の出雲さん [旅行]

数週間前からとても出雲大社に行きたかった。きっかけは田口ランディさんの本を読んだからだ。

でも、島根は遠い。ああ、でも行きたい、出雲大社に~!と想っていたら。。。きのうマイミクさんの

日記で出雲大社相模分祠という場所があることを知った。しかも小田急線で行けるという。

もう行くしかない。。。

実はゴールデンウィークは目黒不動尊あたりに行こうかと思っていた。先週、等々力不動尊でお参り

して、もう一箇所と思っていたのだが、まさか出雲大社がこんな近くになるなんて知りませんでした。

(日記に書いてくださったマイミクさんありがとう)

小田急線に乗ること1時間、秦野で下車、おにぎりを食べて、行きは歩きました。水がきれい。電車を

下りたら温泉のにおいがする。山が近い。空気が澄んでいる。。。畑が大きい!

小雨の降るなか歩いて、着いたときはほんとうにうれしかった。

しっかり具体的にお祈りした後、こどもがおみくじをひいたら吉。そのおみくじが美しかったので私も

と思い、ひいたら大吉!!なになに、とてもいいことが書いてある。。。大幸運がやってくるそうです!!

帰りはバスでと思い、一時間に一本だったのでバス停での待ち時間に息子と手遊びやジャンケンを

して盛り上がる。とっても楽しかった!!

家に着いたら本格的に雨が降ってきました。

場所の力と神様の力をたくさん浴びた、素敵なこどもの日でした。。。関東の出雲さんにお参りできて

ほんとうによかった。。。感謝です。









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長瀞で川下り [旅行]

2090785長瀞へ川下りへ行ってきました。

そのほかにも鱒のつかみ捕り、バーベキュー、盛りだくさんでした!

いつもTVで観ていた川下り、感激でした。

川が穏やかで澄んでいて、船に乗ると涼しい。。。

とっても気持ちよく、時々水しぶきがかかるとそれもまた歓声が。。。

大きな岩にも出会え、またゆっくりと来たいなあと思いました。


2090786

ちょうど列車も見ることができたんですよ!
2090788

大勢で行くバスツアーは初めてでハプニングもありましたが(出発して30分後くらいに

うちの子がトイレに行きたいと言った。。。簡易トイレを汗をかきながら作ってくれた

若いスタッフの方々本当にありがとう!どうなることかと思いましたが結局持ちこたえて

パーキングへ着きました。緑色のビニール袋をずっと息子のおしりに当てていた私。。。)、

特にバスで隣だった中国人のお母さん、その方のお母さんは残留孤児で

昨年日本に来たと聞いてひとごととは思えませんでした。

私の両親も引揚者なので、もし日本に帰って来られなかったら残留孤児だったはずです。

そうしたら私も中国で生まれていたかもしれない。この隣の人と私は立場が逆転していたかも

しれないし、そういったことを超えて本当はなんの変わりもない存在なのだ,,,と感じました。

ちょっとここらへんはうまく言えない。でも、初めて会ったとは思えないくらい近しく感じました。

その人や家族の人生を何もかも変えてしまう戦争の影響を知り、決して繰り返してはならないと

思いました。

たくさんのボランティアの皆さん、出会った親子さんたち

毎年こういったツアーを企画している会社の方、すべての人への感謝とともに

自分の分身である皆さんに光が注ぎ、笑顔に包まれた毎日になることを

心からお祈りしたいです。


2090789
この直後、火がボウボウに。。。
                     鱒捕ったよ~   2090790
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伊豆へ [旅行]

2036284
伊豆の踊り子号に乗って下田へ行ってきました。

台風の次の日、なんとか晴れたものの海は冷たかった~。。。

でも子どもは初めての海水浴で、初めての「波」を体験し喜んでいました。

「鍋田浜ビーチ」2036285
ビーチではお父さんが「崖の上のポニョ」のかえうたをでかい声で歌うので一気に注目の的。

歌詞は書けませんが子供たちは大喜び。。。(笑)


「昼のごちそう」2036286伊豆といえばきんめだいなのですね。どこのお店でも必ずオススメにきんめがある。

海で遊んだ後、タクシーで温泉へ。タクシーの運転手さんに教えてもらい「千人風呂」へ行きました。

大きな総ヒノキのお風呂です。広々として気持ちがよかった。

なぜか千人風呂へ通じる戸には鍵がかけてあって、それを持って入るとまたすぐに戸。

その向こうが千人風呂らしいのですがカギがなかなか開かない!

やっと開けたら男湯は混浴なのですが(ややこしい) 男ばっかり。

お父さんと息子の姿が見えないので、またすぐに戸を閉めてカギかけて女湯に入りました(笑)。


晩ご飯はまたさっきのタクシーを呼んで、「ごはん食べたいんですけど...」と、オススメの店を

教えてもらい、絶対地元の人しか知らないようなお店へ。

さんまの刺身がおいしかったです。

子どもが風邪をひいて熱を出したので次の日は早めに帰ってきました。

宿は鍋田浜ビーチのすぐ側だったので、夜も朝も波の音が聞こえてすごく気持ちよかったです。

旅行の前にホ・オポノポノを読んでいたので、この場所に、街や海に心で「I love you」を唱えました。


2036287赤塚不二夫先生、ご冥福をお祈りしています。。。
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そのほかの写真 [旅行]

1991942実家にあった花。なんていう名前だろう。見ても触っても造花かと思ったらちがった。

1991943リコネクティブヒーリング&リコネクションのセッションのため、ホテルに一泊しました。午前4時過ぎの夜明け。
セッションに来てくださった方々、ありがとうございました。
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モエレ沼公園 [旅行]

札幌では、モエレ沼公園というイサムノグチが設計した公園へ行きました。

1990331
ガラスのピラミッド
1991941
 
広いこと広いこと。。。冬は雪祭りの会場になっているそうです。1991710


1cmもない小さなバッタに出会いました。1991711

「海の噴水」1991718

1991713

モエレ沼。でっかい。1991715


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明日札幌へ旅立ちます [旅行]

明日から札幌です。

今回の旅は私が原家族と向き合う大切な時間となりそうです。

7月28日、29日でリコネクティブヒーリング&リコネクションのセッションも

まだ受付しています。ご希望の方はお早めにどうぞ!!

せっかく行くのだからと思い、私の中でセッションを決めてからすぐにお申し込みがあり

本当に感謝しています。

ヒーリングをできても受け取ってくれる方がいなければ成り立ちません。

ですから受けてくださる方に、その勇気、決意、想いに感謝なのです。

あとは宇宙にゆだね、私は誠意をこめてベストをつくすのみです。



明日は飛行機が午後なので出かけるのは10時くらいでよさそうということで

少し安心しています。

子どもを連れてあちこちに出かけていますが、旅行のときはいつも朝6時頃には

出なければいけませんでした。いつも間に合うかハラハラでした。

久しぶりの飛行機で子どもはとても楽しみな様子。

毎日飛行機のおもちゃで遊んでいます。

さわやかな風と空とひろ~い道路を満喫してこようと思います(笑)。

また帰りましたらブログに書きますね。。。それまでしばしおやすみです。

皆さんも暑いのでお体ご自愛ください。

これから家を掃除して荷物をまとめま~す!!









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森のイスキアでのこと [旅行]

森のイスキアがどんなだったか私の旅を話すと、泣く人が多い。
みんな目の端から小さな涙を一粒流す。
私はそれを見るたび驚いてしまうんだけど、きっと現代人はみんな切実にああいった場所を
求めているんだと思う。

初女さんは美しい人だった。
もう87歳にもなるのに、本などで拝見していた印象よりもっと美しさというものを感じた。
朝6時に家を出て新幹線、電車、タクシーを乗り継ぎ森のイスキアへ到着したのは14時。
大きな扉の玄関に入ってすぐ左側にみんなが集まる部屋と台所がある。
そこをのぞくとすぐに初女さんがいらした。台所のカウンターのところに椅子を置いて座って
何か食材についてスタッフの方と話しながら準備していたようだった。
「こんにちはー。」と言って靴をぬいで上がったとき、もうお部屋をのぞくとすぐに初女さんがいらして
私は驚いてしまった。

初女さんは台所のほうを向いて座っていて、私ははじめに横からその姿を拝見したのだけど
そのとき身体の中心からまっすぐ頭の上に抜ける白い煙のような光が立ちのぼっているように見えた。
初女さんのまわり全体が光っていたのでやはり何か違うと思った。
「ああ、この方は天とつながっている方だ。」と直感した。
もうその頃息子は走り回って玄関を出たり入ったり、はしゃいでいた。
私は子どもを呼んでご挨拶をして初女さんがとなりに座るようイスを出してくださったので
カウンターでとなりに座った。
耳が遠くなっておられて補聴器をつけてる耳に向かって大きなこえで話さないと聞こえないようだった。
私は「映画を観て、それから田口ランディさんと高山なおみさんの本で知って来ようと思いました。」
とゆっくり大きな声で言った。
「(ランディさんの)何の本を読みました?」と聞かれ、タイトルを忘れてしまっていたのでそう伝えた。
初女さんは「最初の本かしら?」と言った。私は一冊しか知らなかったので
「ランディさんが初女さんに『娘になりなさい』って言われた本です。」と言ったら「ああ、最初の本ね。」
と言った。

そう、私はあの話がとても印象に残っていて、もともと田口ランディさんの家庭環境が自分と似ている
と感じていることもあって共通点を感じたり、文章も好きな作家なのだけど
森のイスキアで「母というのがどういうものか私はわからない。」と言って泣いた彼女が初女さんに
「娘になりなさい」と手を取って言ってもらったあの話は私にとっても非常に印象的で
イスキアに来て初女さんにお会いしたいと思った理由のひとつとなっていた。
でもいざ目の前におられると何から話していいのかわからず、結局私はあの場所にいる間
たいした話なんてひとつもしなかった。
そのあと京都から来た学生さんも加わり、大きなちゃぶ台でお茶とお土産の京都のお菓子を
いただいて初女さんとただ座っていた。
まわりではスタッフの方も台所で食事の準備をしていたり、「edu」のカメラマンの方もいたし
息子は楽しそうにずっと私のピンク色のスカーフを持ってぐるぐるとちゃぶ台と私たちのまわりを走っていた。
そんな空間の中で、私は初女さんと京都の方とただ座りながらお茶とお菓子をいただいて
特に何を話すでもなく座っていた。それでも言葉を超えた大きな何か、大きな「受容」というものを
感じた。胸がいっぱいになった。

あのとき私は、言葉なんてほんとうにちっぽけなものだと思った。別に話さなくてもいいと思った。
だからあえて何も話さず、ただあの時間を共有して座っていたのだ。
それから子どもと少し散歩に行ったり、お風呂に入ったりした。
お風呂は温泉で窓からは木々しか見えなかった。一面緑色だった。
まだ日が暮れる前で明るくて窓からの景色を見ながらのんびりお湯につかった。
息子はずっと鼻歌を歌っていた。
もうそのときすでに胸がいっぱいで、心から感謝の気持ちがあふれていた。
部屋に戻ってやることがないのでごはんができるまで畳の部屋でごろごろしていた。
台所と大きな部屋へ通じる戸は食事の準備のため閉じられていたが、息子は何度も何度も
ガラガラっと戸を開けて「ねえねえ!ごはんまだ~?」と聞いていた。
そのたびにスタッフの方の「もうちょっとだよ~。待ってね~」という明るい声が聞こえる。
それで息子は戸を閉めて私のところへ戻って来たりする。でもまたすぐに戸のところへ行って
「ねえねえ!ごはんまだ~?」。
そのくりかえし。。。(笑)

私はたたんだ布団を枕代わりにして横になって休んでいた。
その間、息子に「これ!何回も開けるんじゃない!」と注意したり、「おなかすいたよ~」と言うから
少しだけだよと言ってお菓子をあげたり、でもこうしてごはんができるまで待っているのって
ほんとの実家みたいだなと思っていた。しばらく帰っていないので忘れてしまっていたけど。

「私、ここにいていいんだな。。。」と思った。

温泉に入ったのと旅の疲れで身体がずどんと重くなったようで、ぼんやりしていた。
ごはんの後、子どもはまた元気になって走り回っていて栃木のコーヒーショップのマスターに
「おお、青年!!」と呼ばれていた。
スタッフの方同士で「元気だねえ。これじゃあお母さん疲れちゃうわ。」と口々に言っているのが
聞こえ、ほんとうにそうなんです...と思った。
初女さんは息子を見ながら「この子、なんでも食べるでしょ?」と聞いてきた。
「はい、なんでもよく食べます。」と答えると、うなずきながら「ごはん食べるなら大丈夫。」と
言っていた。それで私は「自分が小さい頃、ごはんを食べられなかったから
この子を見ていてよく食べるのですごいなって思います。」と言った。耳元で大きな声で。
初女さんは黙って何度もうなずいていた。私は話しながら子どものとき辛かったことを思い出して
泣きそうになったので、みんなも集まっていたしもうそこでやめて後は何も話さなかった。

次の日の朝、まだ真っ暗なとき「おかあさん、鼻血。」と言って起こされた。
時間は朝の四時。なかなか止まらず布団のカバーにも少し血がついてしまった。
疲れたし興奮していたからなと思って、すばやくティッシュを丸めて子どもの鼻につめたりした。
ようやく止まってから子どもはまた寝たけど私は眠れず横になっていた。
そうしたらスタッフの方たちの部屋から、もう起きてしたくを始めているような音がしている。
こんなに早くから?すごいなあと思い、私も起きようと決めた。
掃除機の音や歩く足音が聞こえていた。
五時になって光が出始めたところで、着替えて外を散歩した。
岩木山が美しくて写真を撮った。
もうその頃にはイスキアの皆さんが仕事に取り掛かって忙しく働いていた。

それから一人で朝風呂に入り、前の晩の初女さんとの会話を思い出して涙が出てしょうがなかった。
部屋に戻ったとき私の中に浮かんでくる言葉があった。
「いままで辛かったね。でももう大丈夫だよ。。。」
誰かが言ってくれたような、自分が言ってあげたような、そんな心の声。

ボリュームたっぷりの朝ごはんをいただき、ごはんをおかわりもして
私は渡すのをやめようと思っていた自分の作品が載った本を、やっぱり読んでもらいたいと思い
思いきって食後に渡しに行った。
初女さんはすぐに開いて読んでくださり、読み終えてまた何も言わずそっと本を閉じていた。

「edu」の編集者の方が見えて、また栃木のコーヒーショップの方がコーヒーをいれてくださったりした。
それからしばらくして写真を撮って、撮影に慣れない子どもと撮ることと暑さとで初女さんも大変だった
と思う。でも決して注文をつけず文句も言わなかった。
私は一緒に長い時間を過ごさせていただけたこのチャンスにただただ感激だった。

玄関でスタッフの方に声をかけられ「来てよかったですか?」と聞かれた。
私は「はい!ほんとうに皆さんよい方ばかりで、初女さんもお忙しいのにこうして写真も一緒に撮ることが
できて、おいしいコーヒーもいただいて、ほんとうに運がよかったと思います。」と答えた。
そのとき知ったけど、写真を撮ることをもし断られたらどうしようとイスキアの方は心配していたそうだ。
「ラッキーな方だとこうなるんです。何度来ても初女さんに会えない方もいるんですよ。」

また初女さんは別の場所へ撮影に行かれたけど私たちはバスの時間があるのでもう会えないかもしれない
と思いお別れの挨拶をした。でも結局時間はお昼になって、焼きそばとおにぎりをいただいていたら、
その間にまた戻っていらしたので大きなちゃぶ台で一緒にいただくことができた。

そして出発の時間が来て、初女さんのところへ挨拶に行った。「ありがとうございました。」
頭を下げて立ち上がりその場を離れようとしたとき、突然胸にこみあげるものがやってきて
もう一度初女さんのところへ戻った。
涙があふれていたのでまともに顔を上げられず、正座してただ初女さんの手を握った。
そうしたら初女さんがおっしゃったのだ。はっきりと、透き通るように大きな声で「また会いましょうね」と。
驚いて見上げたとき、やさしくまっすぐに見つめる初女さんの目がしっかりとそこにあった。
ああ、この方は私の過去がどんなであろうとも私にどんな気持ちが渦巻いていようとも
まっさらな気持ちでたったいまの私を見てくれる方だ...と感じた。

号泣していたのでその後は靴をはいて歩くのがやっとで、ちゃんと皆さんお一人お一人にお礼を
言えなかったのが悔やまれる。
たくさんの皆さんの愛情を背中いっぱいに感じ、鐘の音と共にイスキアを後にした。


東京に着いて満員の中央線で前の席に座って携帯をいじくる人たちを眺めていた。
電車の蛍光灯のせいかみんな顔色が悪く見える。若い人も年配のサラリーマンも無表情だ。

「この人たち、お昼に何食べたのだろう?」
そんなことがふと浮かんだ。

食べることは死ぬまで続いていく。

都会に住む私たちは何を置いてきたのだろう。


息子は帰りの小田急線でもまた鼻血を出した。
となりに座っていた頭をまるめた女のお坊さんが親切でティッシュをくださり
あわてた私たちのためにたまたま同じ駅で降りるのだったが荷物を持ってくれ、
ドアが閉まらないように身体で押さえていてくれ、
駅のホームのイスのところまで来てくれた。ウエットティッシュまでくださり
息子にやさしく「大丈夫よ。」と何度も声をかけてくれた。
私は帰り道で泣きっぱなしでティッシュを使ってしまっていたので本当に助かった。

最後の最後まで人の温かさを感じた旅だったなと思い、心から感謝した。

家に着いて、鼻血のついたハンカチを洗面器の水につけたときの
血の水の美しいピンク色。
(ミクシイをやっている方はおわかりと思いますが、私のプロフィールの
トップの写真のピンクと同じ色です)

しばらくその命の色に見とれていた。


































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